グラン堂ブログ~お互いの仕事で分からないことを回答するブログ~

いろんなアクセス解析ツールがあるから、覚えるのが面倒じゃないの?

2014年1月27日 17:51

visual-kaiseki01

今回の質問者は大和です。
制作側からすると解析側の業務は不思議なことがたくさん…
今回は「いろんなアクセス解析ツールがあるから、覚えるのが面倒じゃないの?」という質問について、運営堂の中川が答えます。

基礎知識があればどのツールでもやることは大きくは変わりません

私の個人的な感覚としてはアクセス解析ツールはどんどん便利になっていっているので、新しいツールや機能がリリースされる都度、「なんて素晴らしい時代になったんだ」と感激することが多いです(大袈裟)。
とは言え、他に情報がなかったり、使いやすいとは言い難い画面だったり、独特の仕様や用語など、使い始めの頃は苦労することが多いのは事実です。
それでも少しずつ理解できるようになるとテレビゲームをクリアしていくような楽しさが上回り、ユーザの行動が如実に掴めるようになるとニヤニヤし始めます(不気味)。
どのツールや機能でも、基本的にできることというのは常識を大きく逸脱するものではありません。
なぜなら、解析ツールの多くは「生ログ(アクセスログ)」をベースに設計され、「そのログをどのように取得するか」「他のデータとどのように紐づけるか」「どのように見せるか」などの差異がツールや機能の違いになっているからです。
個人的にはWebサーバに蓄積された生ログ(アクセスログ)を使ってのアクセス解析がスタートになっているため、生ログ(アクセスログ)で分かることが基本となり、そこに各ツールが独自で取得したり紐付いていたりするデータが加わることで、各ツールの特長や機能が発展していっていると感じます。
逆に言えば、個人的に生ログ(アクセスログ)でアクセス解析をしたことのある経験が、様々なツールに対応できる一因ではないかとも思います。

アナリストのマウスは涙で濡れて

とは言え…
「このツールは解析専用サーバにインストールされていて…」
「このプロファイルはこういう目的で作られていて閲覧制限が…」
「フィルタはディメンションにかかるがメトリックスにはかからなくて…」など、
各ツールの細かい特性を覚えるのは、泣けます。

さらに、データ取得設定がきちんとできていないともっと悲惨です。
Googleアナリティクスなどのタグが貼れていなかったり、生ログ(アクセスログ)がWebサーバに保存されていなかったり…。、
データが採れていないと解析することができません。
解析できないものは解析できないのです(涙)。

そのため、解析環境をきちんと整えることがアナリストの重要なテーマです。
その整備の際に発生する細かい作業や設定も、面倒と言えば面倒ですが、整備後の綺麗な状態を妄想、違う、想定しながらやるのは苦ではありません。

本当に面倒なのは

アクセス解析の文化がない所にアクセス解析の文化を根付かせること…
Webアナリストと呼ばれるポジションの方は多かれ少なかれ感じられている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

ここ1~2年くらいで理解が進み、アクセス解析の重要度が増してきたので状況は好転しているとは言えますが、流行に乗って上っ面だけ導入したり、全社的な理解や相互支援がない中で進めるだけでは一時的・局地的な盛り上がりに留まる可能性も否定できません。

社内で誰でもアクセス解析ができること・組織的に継続されること。
これらがとても大切だと痛感します。
そういう状態に持っていくのはとても“面倒”ではありますが、ちょっとでもクライアントのお手伝いをできれば良いなぁと考えながら、解析ツールの前で泣いたりニヤニヤしたりしています。


2014年1月27日 | admin_grandou|コメント(0)

ブラウザの動作確認って何をするの?なにが面倒なの?

2014年1月20日 13:57

visual-seisaku01

今回の質問者は森野です。
制作を依頼すると「ターゲットブラウザはどうしますか?」って聞かれることがありますよね(なんで横文字なんだろうな・・・)。依頼側からするとブラウザなんてどれで見ても同じじゃないの?何でそこにコストがかかるの?って思うわけです。そのあたりをグランフェアズの鬼頭さんに聞いてみました。

そもそも数が多い

Web制作に携わっている方であれば、日常的に行っているであろうウェブブラウザの動作確認。
ご存知の通り、ウェブブラウザはたくさんの種類があります。
有名どころでは、InternetExplorer、Firefox、GoogleChrome、Safari。シェアは低いですがOperaも密かな人気ですよね。その他にも、SleipnirやLunascapeなど多数のウェブブラウザが存在しています。

動作確認を行う主なウェブブラウザの種類

Windows

  • Internet Explorer
IE6
要件によっては動作確認の対象にします。
とても問題の多いブラウザのため「IE6対応は別途料金が必要」という場合も少なくありません。
IE7
必要に応じて対象にします。
IE6よりは多少マシになったけれど、問題山積です。
IE8
現段階では標準対応していますが、今後は必要に応じて対応になります(そうしたい)。
IE7に比べるとかなり進歩しましたが、IE9以上とは結構違います。
その割に、ブラウザシェアが一番多いので困りもの。
IE9、IE10、IE11
標準対応ブラウザ。たまにびっくりするようなバグに出会うことはありますけど。
  • GoogleChrome 最新バージョン
  • Mozilla Firefox 最新バージョン

Mac

  • Safari 最新バージョン
  • Mozilla Firefox 最新バージョン
  • Google Chrome 最新バージョン

「どうしてそんなに種類が必要なの?」と思う方もいらっしゃるでしょう。
私もそう思います。
「せめてすべての方が最新版のブラウザを使ってくれたらいいのに」と切実に願っていますが、なかなか現実はそうはいきません。

そもそもなぜブラウザの動作確認が必要なのか

ウェブブラウザによって、CSSやJavascriptなどの解釈が異なるためです。
見た目はもちろん、jQueryに代表されるようなjavascriptによる動作も、ブラウザやバージョンによって異なることがあります。
その差異によってユーザの満足度を損なわないよう、調整する必要があるのです。

このような仕事をしていると、ついつい「早くて安全な最新ブラウザ使って当然!」と思ってしまいがちですが、ユーザがどのブラウザを使ってサイトを見るかはわかりません。
例えばIE6は、10年以上前にリリースされた、とても問題が多いブラウザであるにもかかわらず、ブラウザシェアではまだ4%ほどあります(2013年12月時点)
12月ブラウザシェア – IE11急成長、IE7も反転増加

これは、大企業などでIE6を標準としているPCが多数あり、勝手にブラウザを入れ替えることが出来ないなどの理由があるためです。
企業や法人がお客さまのサイト制作の時に、

担当者「表示が崩れてますけど…」
制作者「ブラウザのバージョンはいくつですか?」
担当者「IE6です!」

ということは結構あります。
訪問数が多いと予想されるブラウザについては、ひと通り対応する必要があることに加え、上記のように古いブラウザに対応せざるを得ない状況は珍しくありません。

だからこそ、最初にアクセスログやブラウザシェアをチェックしてターゲットブラウザを決め、クライアントと合意することが必要不可欠です。

具体的に何をするのか。何が面倒なのか

レイアウト崩れはないか、javascriptは正常に動いているか、お問い合わせフォームはきちんと動作しているか…などなど。
ひと通り、チェックします。
やることは単純ですが、例えば100ページ程ある規模のサイトを、複数のターゲットブラウザで確認するのは結構時間がかかるのです。

ウェブブラウザは基本的にバージョン違いで複数インストールすることが出来ません。
IE以外のブラウザについては、最新版に自動アップデートされますし、比較的リテラシーの高い人が使用する傾向にあるので、最新バージョンのブラウザで動作確認をすれば済むのですが、IEについては、過去のバージョンもチェックしなくてはなりません。
複数のバージョンを確認出来るツールは多数あるのですが、あくまでも仮想環境であるため、IEのバージョンアップをしないマシンを確保しておかないと、正しい動作確認ができません。

とは言え、さすがにIEの各バージョン✕各互換モードまですべてを網羅して確認しているわけではありませんけども。
対象のユーザやお客さまの環境によって、そのあたりは調整しています。

最近リリースされたIE11は互換モードがなくなり、過去作成されたウェブサイトが正しく閲覧できなくなる可能性があるなど、また新たな問題が出てきそうで、ブラウザの動作確認に終わりは訪れそうにありません。

(鬼頭)


2014年1月20日 | admin_grandou|コメント(0)

GTM(Googleタグマネージャー)のちょっとした勉強会をしました

2014年1月10日 12:59

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グランフェアズさんのサイトがリニューアルするということでGTMを入れてみました。GTMは我々のようなアクセス解析に関わる人かリスティング広告に関わる人しか触らないようなツールなので制作の人はなかなか難しいようですね。

とにかく謎のツール

GTMの分からないところ

  • GTMタグはどこにある?
  • コンテナってなに?
  • 新規タグはどこから発行する?
  • マクロとルールってなに?
  • バージョンが増えていくけどいいの?
  • 何をしたら良い?

他もたくさんありますがとにかく分からないです。分からなさではGoogle アナリティクスを軽く超えてます。洋ゲー並みです(笑)。

非同期とユニバーサルアナリティクスを入れて外部リンクの計測

現在Google アナリティクスタグは非同期とユニバーサルアナリティクスの二つがあって、ゆくゆくは後者に全面移行することになっています。非同期からも移行はできるのですが、手順を間違うと失敗の可能性があるので別のプロパティで二つを同居させるのが無難です。ということで、グランフェアズさんのリニューアルサイトはこの方法で設置しています。

また、外部へのリンクもありましたのでGTMで取れるようにしました。具体的な方法はこちらが詳しいです。
Googleタグマネージャとアナリティクスで外部リンクのクリックをイベントトラッキング | Google アナリティクス

結論的としては制作の人は触らない・・・

GTMを使おうとすると自然とGoogle アナリティクスを使わないといけません。そうなると両方に精通している必要があって、コロコロ変わるこれらのツールを追いかけている時間が必要・・・。やればできるんでしょうが答えは「制作側は触らないで設置のみでそこから先は専門の人」になりますよね。たまにしか触らないツールにかける時間はないですから。

ツールの進化もいいけど進化しすぎるのも困りものです。

(森野)


2014年1月10日 | admin_grandou|コメント(0)

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