Webサイトのローンチ(公開)みたいに、アナリストにもプロジェクトの区切りはあるの?
2014年3月3日 18:38
「Webサイトのローンチ(公開)みたいに、アナリストにもプロジェクトの区切りはあるの? ない場合、モチベーションを保ちにくくない?」
僕らは、スコープが決まっていて、期限も決まっています。だから、そこへ向けて粛々と作業を進めます。だから、集中して仕事をすることができます。さらに、終わったら打上して、区切りというか、リフレッシュして、次の仕事に向かいます。
運営堂さんの場合、そういったことがないように見受けますが、飽きたりしませんかww
基本的にはローンチ=キックオフ
筆者は前職がWeb制作会社内でのアクセス解析(タグの設置とレポート作成)担当でした。質問されているような、「Webサイト公開後に区切りを持ってくる」文化が普通で、打ち上げに参加したこともあります。
しかし、それはアナリストとしては“キックオフ(立ち上げ時の最初の会合)飲み会”の代わりで、寧ろ今からが本番ですぜ、という話です。ある意味区切りになります。
意外とリズミカル
あとは、レポート作成業務の多くが定期的で、毎日・毎週・毎月・毎四半期・毎年…といった感じで巡ってくるので、ある意味リズミカルと言えるかもしれません。
業務が一定時期に固まることが多く、その時期は負荷も高まりますが…。
レポート作成やコンサルティング案件にしても、納品物(主にドキュメント)はあるのでそれを納期までに納めるのが区切りになります。
レポート作成の波が収まったらタグ設置やサイト改善の案件に集中する、といったメリハリもあったりします。
その他、業務や実験も作ればいくらでもありますし、解析の時も都度新しい発見もあったりするので、飽きている暇はそんなにありません。
しかし、何もサイト改善がされず、レポートを出しているだけ…となると数値的な変化が全くなく、思わず遠い目をしてしまうこともしばしばではありますが…。
「作って終わり」の終わり
あとは、個人的には社内Web担当をしていた過去もあり、「作って終わり」という感覚が少ないのもあると思います。「Webサイトは育てないと意味がない」と思っていますし、業務もキリを付けて次へ、というのが少ないですから。
逆に、これまでのWeb制作業界の感覚として普通だった「作って終わり」に対して違和感を持っているのが本音のところ。
ただ、ここ1~2年ぐらい、制作業界でも「作って終わり」が通用しなくなってきたと考える方が増えてきていると感じます。事業や売上への貢献がクライアントからシビアに求められるようになってきていますし、長期に渡って一緒に取り組んでほしいというクライアントの声もよく伺います。
そのため、今後は「作って終わり」は求められなくなっていくのではないか?と感じています。
メリハリ、大事にしてください
とは言え、Webサイトの構築プロジェクトの場合、納期前は非常に忙しくなることが多く、サイトの公開後に区切りやリフレッシュはきちんとした方が良いだろうなぁとは思います。
↓こんな提言もありますし、心技体のリフレッシュやブラッシュアップを「区切り」の良いタイミングで図っていただければ!と思います。
◎nanapi TechBlog
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(中川)
2014年3月3日 | admin_grandou | コメント(0)