サーバーサイド、フロントエンド、マークアップってなに?
2014年2月17日 10:27
今回の質問は制作の人と話しているとよく聞く用語だけど、さっぱり分からないものをピックアップしてみました。
サーバサイドとは
サーバ側でプログラムを実行したりデータ管理を行うことです。
サーバの中で動くわけですから、Webブラウザ上で操作することは出来ません。
たとえばメールを送信したいとき、私達は当然のようにメールソフトの「送信」ボタンを押します。
「送信」ボタンが押されてから、自分が書いたメールがどこでどんな処理がされて、どうやって相手に届くのかを意識することって、そうそうありませんよね。
そんな地味だけれど、Web操作の根幹となる大事な仕事をしてくれているのがサーバサイドのプログラムです。
フロントエンドとは
読んで字のごとく、フロント(前)エンド(端)ということで、ユーザに一番近い所の仕組みです。
簡単にいうとユーザが操作するシステムや環境を指しており、皆さんが今まさに見てマウスで操作しているその画面、それこそがフロントエンドです。
このフロントエンドがユーザの満足度に直結します。
デザインはもちろん、使いやすさ・わかりやすさ・スピードなどなど、フロントエンドの担う責任は重いのです。
htmlやcss、jQueryなどを扱う人を「フロントエンド・エンジニア」と呼ぶこともあります。
『デスクトップ・ファースト』から『モバイル・ファースト』『コンテンツ・ファースト』の時代になり、デザイン重視のサイトではなく、ユーザが求めている情報をより的確に提供でき、使い勝手の良い操作性を考えた設計・デザイン・構築が必要になります。
そういった意味で、「デザインだけできればOK」は通用しなくなり、フロントエンドを理解した上でそれぞれの作業を進める能力が必要になってきています。
マークアップとは
マークアップとは、htmlやxmlといったマークアップ言語をタグを使って構文化することです。
大見出し、中見出し、リスト、段落などを定義し、より理解しやすく読みやすい文書にするために行われます。
あくまでも主役はコンテンツですから、ユーザにそれが正しく伝わることが最も重要です。
そのために、見栄えを整えることも大切な工程です。
整然とした構造の文章は読みやすく頭に入りやすいもの。
誰が見ても(それこそロボットが見ても)文書構造が理解できるように成形する必要があるのです。
タグの意味を理解し正しく使うことが大切です。
(鬼頭)
2014年2月17日 | admin_grandou|コメント(0)